SNSは便利で楽しいコミュニケーションの場ですが、使い方を誤ると 個人情報の漏えいや詐欺被害 に直結します。
この記事では、初心者でも実践できる SNSでの安全対策 を解説します。
プロフィール情報を最小限にする
公開しすぎは危険
- 本名、住所、勤務先、学校名を公開すると、犯罪やストーカー被害につながる可能性があります。
- 自撮り写真の背景から、生活圏が特定されることもあります。
対策
- 公開情報は必要最低限にする
- 友人限定公開を活用する
- プライベート用と公開用のアカウントを分ける
写真投稿に潜むリスク
EXIF情報に注意
Exif(イグジフ/エグジフ)とは、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した画像データに、撮影日時やカメラ機種、撮影設定、GPS位置情報などの撮影関連情報(メタデータ)が自動的に記録される規格です。
スマホで撮影した写真には EXIF情報 が含まれている場合があります。
対策
- 投稿前に位置情報を削除する
- アプリや端末の設定で「位置情報を保存しない」に設定する
- 自宅や職場が特定できる写真は避ける
「なりすましアカウント」への注意
被害例
- 本人の写真や名前を無断使用した偽アカウントが作られる
- 友人・知人を装って詐欺に利用される
対策
- 定期的に自分の名前で検索して確認する
- 見つけたらすぐに運営に通報
- フォロワーに注意喚起を行う
不審なリンクを踏まない
典型的な詐欺
- 「当選しました!」系のメッセージ
- フォロワーや友人のアカウントから送られる不審リンク
対策
- URLを確認してからクリックする
- 心当たりがないメッセージは無視・削除
- 万一クリックしてしまったら、パスワードを変更しMFAを有効化
まとめ:SNSは「公開日記」と意識しよう
SNSは便利ですが、同時に 世界中に公開される日記 でもあります。
以下の5つを徹底すれば、情報漏えいのリスクを大幅に減らせます。
- プロフィール情報は最小限
- 写真の位置情報に注意
- なりすましアカウントを監視
- 不審なリンクは絶対に開かない
- 公開範囲をコントロールする


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