セキュリティ基本講座④:SNSでの情報漏えいを防ぐ方法【初心者向け】

セキュリティ基礎

SNSは便利で楽しいコミュニケーションの場ですが、使い方を誤ると 個人情報の漏えいや詐欺被害 に直結します。
この記事では、初心者でも実践できる SNSでの安全対策 を解説します。

プロフィール情報を最小限にする

公開しすぎは危険

  • 本名、住所、勤務先、学校名を公開すると、犯罪やストーカー被害につながる可能性があります。
  • 自撮り写真の背景から、生活圏が特定されることもあります。

対策

  • 公開情報は必要最低限にする
  • 友人限定公開を活用する
  • プライベート用と公開用のアカウントを分ける

写真投稿に潜むリスク

EXIF情報に注意

Exif(イグジフ/エグジフ)とは、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した画像データに、撮影日時やカメラ機種、撮影設定、GPS位置情報などの撮影関連情報(メタデータ)が自動的に記録される規格です。

スマホで撮影した写真には EXIF情報 が含まれている場合があります。

対策

  • 投稿前に位置情報を削除する
  • アプリや端末の設定で「位置情報を保存しない」に設定する
  • 自宅や職場が特定できる写真は避ける

「なりすましアカウント」への注意

被害例

  • 本人の写真や名前を無断使用した偽アカウントが作られる
  • 友人・知人を装って詐欺に利用される

対策

  • 定期的に自分の名前で検索して確認する
  • 見つけたらすぐに運営に通報
  • フォロワーに注意喚起を行う

不審なリンクを踏まない

典型的な詐欺

  • 「当選しました!」系のメッセージ
  • フォロワーや友人のアカウントから送られる不審リンク

対策

  • URLを確認してからクリックする
  • 心当たりがないメッセージは無視・削除
  • 万一クリックしてしまったら、パスワードを変更しMFAを有効化

まとめ:SNSは「公開日記」と意識しよう

SNSは便利ですが、同時に 世界中に公開される日記 でもあります。
以下の5つを徹底すれば、情報漏えいのリスクを大幅に減らせます。

  1. プロフィール情報は最小限
  2. 写真の位置情報に注意
  3. なりすましアカウントを監視
  4. 不審なリンクは絶対に開かない
  5. 公開範囲をコントロールする

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