パソコンを使っていると、「ウイルスに感染したらどうしよう」と心配になる人も多いはずです。
実際、マルウェア(ウイルスやスパイウェア、ランサムウェアなど)は今も進化を続けており、感染すれば個人情報の流出やデータ消失につながります。
今回は、初心者でも実践できる PCをウイルスやマルウェアから守るための基本対策 を解説します。
マルウェアとは?
「マルウェア(Malware)」とは、悪意のあるソフトウェア全般を指す言葉です。
代表的な種類:
- ウイルス:自己増殖してファイルやシステムを破壊
- スパイウェア:利用者の情報を盗む
- ランサムウェア:データを暗号化して身代金を要求
- トロイの木馬:正規ソフトに見せかけて侵入
感染の主な経路
- 不審なメールの添付ファイルを開く
- 怪しいリンクをクリック
- 非公式サイトからソフトをダウンロード
- OSやアプリの古い脆弱性を突かれる
感染を防ぐ基本対策
1. セキュリティソフトを導入
- ウイルス検知・隔離機能があるソフトを利用
- Windowsなら「Windows Defender」でも基本防御は可能
- 有料版を使うとフィッシング防止や高度な保護機能も利用できる
2. OSとアプリを最新に
- 脆弱性を悪用されないよう、自動アップデートを有効化
- 特にブラウザとOffice製品は更新必須
3. 不審なファイルやリンクを開かない
- 添付ファイルは送信元を必ず確認
- ダウンロードは公式サイトからのみ
4. 定期的なバックアップ
- 感染してもデータを復旧できるように準備
- 外付けHDDやクラウドに定期保存
感染が疑われるときの対応
- ネットワークから切断する(LANケーブルを抜く、Wi-Fiをオフにする)
- セキュリティソフトでフルスキャン
- 被害が大きい場合は初期化や専門業者に相談
まとめ:マルウェア対策は「予防」が最重要
- セキュリティソフトで常に監視
- OS・アプリを最新状態に保つ
- 不審なファイルやリンクは絶対に開かない
- 定期バックアップで「最悪の事態」に備える
予防を徹底することで、ほとんどのウイルス・マルウェアは防ぐことができます。
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