セキュリティ基本講座③:スマホを安全に使うための基本設定【初心者向け】

セキュリティ基礎

スマホは私たちの生活に欠かせないツールですが、同時に 最も狙われやすいデバイス でもあります。SNS・銀行・ショッピングアプリなど、重要な情報が詰まっているため、一度侵入されれば大きな被害につながります。

今回は、初心者でもすぐに実践できる スマホの安全設定と使い方の基本 を解説します。

画面ロックは必ず設定する

なぜ画面ロックが必要?

スマホを紛失したり盗まれた場合、画面ロックがなければすべての情報にアクセスされてしまいます。

推奨する画面ロック方法

  • 指紋認証や顔認証(生体認証)
  • PINコードは6桁以上
  • パターンロックは単純な形を避ける

アプリのインストールは信頼できるストアから

危険なアプリのリスク

公式ストア以外からインストールしたアプリには、マルウェアが仕込まれていることがあります。

対策

  • iPhone:App Store以外からは基本インストールしない
  • Android:Google Playストア以外からのインストールをオフに設定
  • レビューやダウンロード数を確認してから利用

公共Wi-Fi利用時の注意点

なぜ公共Wi-Fiは危険?

カフェや駅などのフリーWi-Fiは暗号化が甘く、通信内容を盗み見られる可能性があります。

安全に使う方法

  • 銀行や買い物など重要な操作は避ける
  • VPNアプリを利用して通信を暗号化する
  • モバイルデータ通信に切り替えるのも有効

OSとアプリは常に最新に

アップデートを怠るリスク

古いバージョンには既知の脆弱性が残っており、攻撃者に悪用されやすいです。

実践ポイント

  • 自動アップデートをオンにする
  • アプリも定期的に更新する
  • 更新通知が来たら早めに対応

不審なSMS・メッセージに注意

最近は「宅配便の不在通知」や「銀行を装った偽SMS」が急増しています。

  • 不審なリンクは絶対に開かない
  • 公式アプリや公式サイトから確認する
  • 心当たりのない送信元は無視・削除

まとめ:スマホは「持ち歩く財布」と同じ

スマホには個人情報や金融情報が詰まっています。つまり「財布」以上に大切な存在です。
今日からできる安全対策は以下の通りです。

  1. 画面ロックを必ず設定
  2. アプリは公式ストアからのみ入手
  3. 公共Wi-Fi利用時は注意(できればVPN)
  4. OS・アプリを常に最新に保つ
  5. 不審なSMS・リンクは開かない

これらを徹底すれば、スマホを狙った攻撃の多くを防ぐことができます。

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